この4月から新しく建築学生となった皆さん、ご入学おめでとうございます!
しかし、
建築学科に入ったのはいいけど、何を買っておけばいいのか分からないんだよなぁ
こんな悩みをもつ建築学生も多いのではないでしょうか?
この記事では、現役建築学生である私が、建築学科に入ってから買ってよかった!もっと早く買っておけば良かった!と思うものを紹介していきます。
今回は新入生向けの記事ではありますが、高専2・3年生や大学2年生に参考になるものも多いので是非最後まで読んでみてくださいね。
その1|テンプレート
1つ目に買って良かったものは、テンプレートです。
手書き製図に使う、同じ形が描ける定規のようなものですね。
〇や△、□などが描けるテンプレートから、人のシルエットが描けるテンプレートまで様々なものが売られています。
中でも私が早く買っておけばよかったと後悔したテンプレートがあります。
それは、
家具のテンプレートです。
私はこれを、手書き製図の課題からPCを使って行うCAD製図の課題に移るくらいのタイミングで買ってしまったんです。
入学後すぐに買っておけば、地獄のような製図課題からもっと早く抜け出せたのに!と、何度も思いました。
なので、新入生のみなさんは必ず購入しておくことをオススメします。
これがあるのとないのとでは、クオリティもスピードも段違いですし、周りの友達から羨ましがられるでしょう。徹夜も逃れられるかも。
その2|雲形定規
2つ目に買ってよかったものは、雲形定規です。
曲線が描ける定規のことですね。
よく漫画家が使っているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
実はこれ、手書き製図にもめちゃくちゃ役立ちます。
2、3年になると美術館課題やオフィス課題を出されるのですが、
個性的な家具や曲線的な建物の図面を書きたいとき、これがないとすごく苦労します。
フリーハンドでは限界がありますし、ただの定規では曲線は書けませんよね。
いくつか種類がありますが、決して高い金額ではないですし、ある程度揃えておいて損はないでしょう。
その3|マスキングテープ
買っておいて良かったもの3つ目は、マスキングテープです。
建築学生にとって、マスキングテープは命といっても過言ではないです。それほど重要な道具ですね。
紙を製図板に固定するのにも使えますし、模型の仮止めにも使えます。
学校や大学の売店にも売ってますが、ネットでまとめて買う方がお得です。
必ず用意しておきましょう。
その4|スコヤ
4つ目に買ってよかったものは、スコヤです。
スコヤは、工具のひとつで、簡単に直角の線が描ける道具です。
建築学科に入ると、卒業するまで永遠に模型をつくる機会がやってきます。
模型って、少しでも直角じゃない部分があると最後になって「あれ、?」ってなる瞬間がやってくるんですよね。
それを防ぐためのコイツです。
模型で使うスチレンボードにも直角な線が簡単に引けますし、「え、模型作るのうまくね?」なんてちょっと優越感に浸れちゃいます。
長さはさまざまですが、30cmをオススメします。
学年が上がるにつれ、課題の規模が大きくなってくるので、模型のサイズも大きくなります。
15cmのスコヤもあるのですが、少しやりづらさが出てくる可能性が高いです。
ですので、ぜひ30cm以上のスコヤの購入を検討してみてください。
その5|シャー芯
5つ目に買ってよかったものは、シャー芯です。
「そんなもの、建築学生じゃなくたって必要でしょ」
こう思った方もいると思います。
しかし、大事なのは芯の濃さと数です。
建築学科に入ると、月単位で製図課題に追われます。
エスキスから製図まで、尋常じゃないシャー芯を使うのですが、いざ徹夜でやろう!となっても「やばい、シャー芯がなくなった…」なんてことがよくあるのです。
製図で使うのは0.3mm、0.5mm、0.7mmの太さの芯ですね。
0.5mmはまだしも、0.3mmと0.7mmはコンビニにもなかなか置いてないですし、普段から「こんなに使わんだろ」くらい用意しておくことをオススメします。
オススメの濃さはBです。
学校で入学時に買う製図道具セットにはHBのシャー芯が入っていることが多いですが、手書き製図の場合はクオリティとスピードが重視されるので私はずっとBを使ってます。
濃いので迫力のある図面が書けますよ。
ネットだとまとめて売られているので私はいつもネットで購入しています。
その6|Netflixなどの動画配信サービス
6つ目は、動画配信サービスです。
建築学生は、他学科の学生に比べても徹夜の回数が尋常ではないです。
私も、課題のたびに寿命を何年か縮めるほどの徹夜をしてきました。
でも、徹夜って本当に孤独なんです。
空腹や睡魔に耐えながら孤独な時間を過ごすわけですが、
2年生頃から動画配信サービスを課題中に流し見しはじめてから、朝がくるまでの時間がとても早くなったように感じます。
私は少し音がある環境の方が集中できるので、製図や模型のスピードもぐんぐん上がりました。
ぜひ何か徹夜中の孤独の紛らわしかたを見つけてみてくださいね。
まとめ
今回は、建築学科に入って買っておくべきものについてご紹介してきました。
これらのツールを揃えておけば、学年が上がるにつれ「あのとき買っておいて良かったな」となるはずです。
建築学科は課題も多く大変ですが、建築が好きな人にとっては楽しい学生生活になると思うので、頑張っていきましょうね。